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2010年09月06日

設計プロセス「ひろがりのある狭小空間」-03

●C案提示(08.07.21)

狭小であることが絶対条件であって、なるべく窮屈感をもたない工夫が必要なため、以下の事を再認識して整理してみた。

・1F2Fをつながりある空間として空間のヴォリュームを確保する。
・東側の庭を取り込むために東面を開く。
・既存主屋の存在感に馴染ませるため屋根勾配,流れ方向を主屋に合わせた。

080721A2-01.jpg 080721A2-02.jpg

超コンパクト(約18坪)にまとめたが、もうすこし窮屈感が残る。

スタデイ模型も並行して造り、検討することで見えてきた。

図面上だけだとどうしても“ラインをそろえる”などとキレイなことを考えてしまうが、立体的に考えてみるとそうしたしがらみが無くなり単純明快に物事が見えてくる。


東面を主屋の壁よりも東側へずらしてみた。

plan.jpg

主屋への陽光も確保出来ることとなり、東側だけに開いた開口部を北東コーナー開口にすることによりさらに広がりを感じることが出来る。
さらにこれは結果論なのだがこのコーナー窓が主屋に出入りするヒトをちょうど見ることが出来て、より主屋と近しい関係が保てる窓となった。

内部も玄関側からも洗面所へ入れるようにして、台所側からぐるりと回遊できる平面として使い勝手をより良くすることとした。


後は実施設計,金額調整ということだが

建物本体以外に、敷地整地(植栽伐採),既存塀乗り入れ開口工事,地盤改良工事,上下水新規引き込み工事,外構土間工事などもイロイロ金額がかかる要素があるにもかかわらず1500万(税込み)未満で納められたのは、馴染みの工務店が設計段階から全面協力していただいたおかげでございました。

≪施工状況はHPにてどうぞ≫
posted by mitsukan at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク(09H邸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月02日

設計プロセス「ひろがりのある狭小空間」-02

080711-01.jpg

プランの方向性は明確だ。

建物は主屋に寄沿うように建て、南側塀の一部を空けて乗り入れ,東側は既存庭を取り込む。
後は“主屋とのつながり”をどう保つか。。

もちろん20坪切るヴォリュームでまとめる必要があるたらーっ(汗)

●案提示(08.07.13)

●A案

080711A-01.jpg 080711A-02.jpg
080711A-03.jpg 080711A-04.jpg

主屋にも南の陽光を保つため、主屋側に片流れという形状とし、南側に水廻りをまとめて居間空間は吹き抜けのある北側に細長く配置。ピクチャーウインドウ越しに東側の庭とつながる。

●B案

080711B-01.jpg 080711B-02.jpg
080711B-03.jpg 080711B-04.jpg

玄関をもうすこし主屋寄りとし、東側庭とはもう少しOPENな関係をもとうという考え。
ヴォリュームを抑え、2Fはロフト的な空間とする。


狭小面積は保持しつつも寝室,子供部屋は2Fとし、リビングの方向としてはB案ベースで進めることとする。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫


posted by mitsukan at 17:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク(09H邸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月30日

設計プロセス「ひろがりのある狭小空間」-01

検討開始したのが2008年2月のこと。

義妹が結婚を機に新居を建てることとなる。

原則実家の敷地内に建てるということで検討する。

主屋の建つ敷地にはいくつかスペースあるのだが、古くから存在する敷地,しかも農家の場合なので実際建てるとなると様々な問題をクリアする必要がある。

・用途地域が市街化調整区域かどうか?
・土地,建物の登記がどのようになっているか?
・下水が通っているか?
・離れとして建てる場合、その敷地が道路に面しているか?

用途地域は準工業地域で大丈夫だったのだが、土地の登記上問題点が発覚!

敷地内に水路が通っていることになり、このため主屋が建っている敷地が道路に接していないということに、、登記上整理して必要転用手続きを行わないと先に進めないということになった。。

水路の位置(現状は埋まってしまてて何の面影もない)を確認するため家屋調査士も加わり現地,古い台帳の調査を行い必要資料をととのえることとなる。

時間も手間もお金もかかることなんだが、昔からのこっていた“負の遺産”はいづれ誰かが整理する必要があるので、今回が良い機会だったのかもしれない。

「近所の造成地買って建てるんやったら、こんなめんどうなことなぁ〜んもせんでいいがに、、」

まっとうな意見だが、自分の土地に住み継ぐということはいろんな覚悟がいるんですよ。。


●敷地

080630-01.jpg

約4ヵ月後、イロイロなことをクリアしてようやく建物の計画を始められる。

敷地01.jpg 敷地02.jpg 敷地03.jpg

敷地は主屋の南側の雑然としている庭スペースとすることになる。道路にもしっかり面しているんで、既存ブロック塀に開口部を設けて乗り入れることとする。
東側には主屋と共有できる大きな庭があり、主屋と庭とをどのように取り込むかが課題となる。
予算もあまり無く、建物は20坪程度で計画する必要がある。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫



posted by mitsukan at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク(09H邸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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