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2010年08月27日

設計プロセス「スイッチする空間」-03

店のイメージを決定的にするのは、空間もそうだが使用される家具や食器類が重要。

依頼者のイメージはカラフルでちょっとチープな感じのプラスチック系を使用したいということ。

1Fの客室は軽くてカラフル,2Fの客室はゆったりソファという方向で検討する。


1Fは足元が外から“ちらり”と伺えるので、脚のデザインが綺麗なチェアとしたい。

そこで目をつけたのが、フィリップスタルクのsoft egg

soft egg.jpg

実際依頼者と共に大阪のショウルームへ足を運び確認した。肘掛もついていてゆったりここち良い。


ついでにカリモクのショップへも寄って、ソファを物色。色によって生地が違うんだが、キャメルの肌触りがここち良かった。

カリモク.jpg


その他、住居としての必要機能としてバスルームを取れる面積が無い!

まぁ、ここはオトコ独り暮らし&実家が目の前ということでシャワーのみでいいんぢゃぁないか。。

せっかくなんで、デザイン重視でTOYOキッチンが扱っていた“シャワータワー”を採用!

シャワータワー.jpg


“方向性”がはっきりしているので設計が楽しくてしょうがない状態になってきた。


●見積依頼(04.04.14)

順調に実施設計を終え、3社に見積依頼を行う。


●見積提示(04.04.26)

いちばん安いところでも希望額から300万オーバーという結果。。

ここから数回にわたる減額調整を行うことになる。


●減額調整(第1回)

・床材見直し。
・内装材見直し。
・アルミサッシ仕様見直し。
・枠材,木製建具仕様見直し。
・外構見直し。
・照明仕様見直し。
・スイッチコンセント仕様見直し。
・衛生機器仕様見直し。

これらで約80万減。


●減額調整(第2回)

・庇仕様見直し。
・壁内断熱材省略。(一応外へ機材は断熱パネルを使用するが、AC併用しないとツライ)
・アルミサッシ数,ガラス仕様見直し。
・家具工事を無くし大工施工とする。
・工期を調整し、仮設工事を減らす。
・照明数見直し。
・配管量見直し。
・AC仕様見直し。

これらでさらに約100万減。


●減額調整(第3回)

・金属工事を板金に様見直し。
・外部側溝蓋は既存利用。
・全体に値引き調整。

これらでさらに約20万減。

目標金額よりも約100万オーバーであるが、鉄骨造であること,地盤改良が必要,上下水引き込み含,外構アスファルト工事含,全部屋にエアコン設置などの内容も考慮していただき、無事工事契約を結ぶ。

施工期間はあっというまだったが、かなり楽しめた現場でございました。

≪施工状況はHPにてどうぞ≫
posted by mitsukan at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク(04Sw) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月26日

設計プロセス「スイッチする空間」-02

●案提示(04.02.06)

040206-03.jpg 040206-04.jpg 040206-01.jpg

ヴォリュームとしては10M×4M程度のハコ型とし、敷地奥(西側)に寄せることとする。

1Fは厨房と客席,2Fは吹き抜けを設けてラウンジ的な空間と居室という構成。
吹き抜けを利用して壁にプロジェクターによる映像を映すことを提案。

●検討,要望

・準防火地域のため外壁は“延焼のおそれのある部分”を防火構造とする必要があるため、防火認定の壁仕様を検討。
・スケルトンな外壁をガラス波板で検討を行う。
・厨房のレイアウトを検討。

・ショウケースをアイランド型で配置させる。
・壁面は構造材むき出しで棚などの利用をしたい。
・店名は“スイッチ”という感じで検討中。
・2F客席は座卓等ゆったりとした感じ。

●方向性

0403.jpg

上記検討して見えてきたのが、必要条件をクリアするための必然的なデザイン。

・鉄骨むき出しで防火構造認定取れている工法として、鉄骨下地+GB-R12.5+ガルスパン25を採用。
・スケルトンな壁は高品質ポリカーボネイト波板を鉄骨サンドイッチさせ“延焼のおそれのある部分”(1Fが3M,2Fが5Mの部分)に絡まない部分に張る。
・ポリカを床から張り上げると圧迫感があるだろうし、店内から外を眺めても大した景色も無い。なので、1F客席足元,入口ドアサイドを透明ガラスとすれば、外から客の足元やショウケースが“ちらり”とうかがえる。
・スイッチという名からも、営業中は“Cafe”だがそれ以外は“住宅”ということで、2Fラウンジは居間にもなる。全体を白い空間としてもこのエリアだけは色を付ける。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫

posted by mitsukan at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク(04Sw) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月25日

設計プロセス「スイッチする空間」-01

相談に来られたのが2004年2月のこと。

高岡市内に敷地を所有していてCafeを新築したいということ。

この依頼者は最初から店のイメージが出来ており、幾つかの具体的な条件を提示された。

・Cafeだけど住居(ひとり部屋)。
・Cafeはビンスイーツをメインにする。
・ビンスイーツを展示販売するショウケース。
・メニューはアルバムを用い構成する。
・壁がスケルトン。
・鉄骨むき出しの倉庫のような空間。
・超ローコスト。

実在するCafeを雑誌で提示。

Lives.jpg

ここまで出されると、こちらもイメージを共有して進められる。。

●敷地調査

敷地.jpg

そこは当時の事務所への通勤途中に位置する月極駐車場だった。
準防火地域であり、計画道路にもかかっている。
既存融雪があるが、駐車場のため上下水は新規引き込みが必要である。

幹線道路からはちょっと入ったところではあるが、隣地や向かいが店舗の駐車場のため視線が通り、建物の存在を示すには好条件といえる。

客席,厨房,居室のヴォリュームを考慮し、構造的にもシンプルな構成をこころがけてエスキースを行った。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫
posted by mitsukan at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク(04Sw) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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