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2010年08月24日

設計プロセス「立山連峰を眺めるイエ」-05

プランの方はF案ベースに進めつつ、今回このイエで最も重要な場のひとつ“キッチン”の検討を行う。

奥様としてはやはり対面オープン型にこだわりたく、システムキッチンで考えると以下3社で比較検討することとした。

・TOYOキッチン
キッチン03.jpg

非常にスタイリッシュでシンク内のバリエーションがあり作業がしやすそうである。
ただし、足元が通風をとるため空いているんだが、実際床からの給排水官の始末が問題となる。

・Panasonic
キッチン01.jpg

深澤直人氏デザインのこれまたスタイリッシュなものだが、存在感はバツグン。

・キッチンハウス
キッチン02.jpg

依頼者が一番気に入っておられたキッチンで、カウンター,小口,面材のカラーが豊富である。


いづれのキッチンも特殊なタイプであり、当然ながら価格も高価。値引率も良くない。
サンウエーヴやクリナップなどのメジャーキッチンメーカーであればかなりの値引きが出来るためそこそこのグレードを入れられるんだが、、、

しかしながら、依頼者の希望は尊重すべきであるから他の部分で金額をしぼってでも希望のキッチンを入れられるよう調整を行った。

結果今回はPanasonicを選定。パネルグレードや装備を見直して何とか予算内に納めることが出来た。


まいどの事だがコストが厳しくとも入れるべきものは入れるよう最大限の努力は怠らないようこころがけてます。

現場が始まってからは定例日と時間帯を依頼者の都合にあわせ、毎回立ち会っていただけて非常に“良い関係”を保ちながら進めることが出来ました。

≪施工状況はHPにてどうぞ≫
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2010年08月20日

設計プロセス「立山連峰を眺めるイエ」-04

年明けて2009年早々修正案での打ち合わせを行う。

●F案

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将来2つに仕切られる予備室を1Fに確保。
2Fに浴室まわりを設けるとどうしてもリビングが窮屈になってしまう。

●G案

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2Fキッチンを東南に移動させ、リビングをL型に使えるようにする。
ただ、西側壁の出などもうすこしすっきりさせたい。

●H案

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2Fキッチンと浴室まわりを入れ替えてみる。
これにより玄関が階段ホールを兼ねる分面積をしぼることが出来、2F便所も独立出来るようになった。
浴室階段部分は天井を低くおさえることが出来るため、上部にゆったりしたロフト空間も確保可能となる。

さらに1F予備室の扱いが、現在夫婦2人暮らしというスタイルに柔軟に適応出来るよう工夫した。

・寝室からクロゼットを通して予備室につながる計画とし、現在はすべてスルー出来る状態で使う。
なので最初は予備室の方を夫婦の寝室として使用していてもOK。

・子ども部屋ひとり分確保するならば以下のような仕切りで使用可能。

090103H-04.jpg

・子供部屋2部屋確保とするならば以下のような仕切りが出来る。

090103H-03.jpg

もちろんそれらのパターンを想定した照明点滅計画をしております。


結果、F案を元に実施を進めることになった。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫


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2010年08月18日

設計プロセス「立山連峰を眺めるイエ」-03

●B案提示(08.12.04)

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前回の要望を受け、立山連峰はリビングから眺められるよう配置した。階段室は南東角にして明るく開放的とした。

これに対し、食卓スペースの確保,独立した予備室,ウオークインクロゼットの要望が出る。

●C案提示(08.12.20)

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食卓確保のため、タタミコーナーを中止。1Fは要望に応じてレイアウト変更する。

これに対し、キッチンのレイアウトを検討したいという要望が出る。

●D,E案提示(08.12.27)

081226D.jpg

居間方向に面した案であるが、食品庫,階段前のスペースの取り方に問題有り。

081226E.jpg

キッチンを壁側に配置させて作業動線をスムーズに、食卓は中央寄りにゆったりと確保。

その後、1Fには将来仕切れる予備室確保して、浴室廻りは2Fに移したいという要望が出る。

ヴォリュームを抑えつつこれらの要望に答えるため再度頭を悩ます日々を送ることとなる。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫

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2010年08月16日

設計プロセス「立山連峰を眺めるイエ」-02

●エスキース

旧大沢野地内のため立山連峰がより近く感じられる敷地で、依頼者もその眺望は重視している。
立山方向は東側、しかしながら東側目の前には築30年の主屋の大屋根があり、唯一視線が抜けるのが敷地北側ぎりぎりのスペースである。
これにより新築部分の配置が、おのずと決められた。

●A案提示(08.11.30)

081130A-01.jpg 081130A-02.jpg

081130A-03.jpg 081130A-04.jpg

新築部分は立山の眺望の抜けを生かすため“斜め”に配置させた。
1Fは将来仕切る事も出来る寝室と水廻りを設け、土間玄関は主屋の縁側に対する位置関係を保つよう配慮。
2Fは階段室,キッチン,ベランダ,ロフトを立山連峰の眺望を得られるよう配置,居間は東南の陽光がいっぱい入る明るい空間とした。

今回の予算内で新築+リフォーム+解体が必要となるためどうしてもヴォリューム的には30坪程度の計画となるが、いつものごとく面積以上の空間づくりを心掛ける。

要望としては立山連峰は“リビングから”眺めたいということであり、プランとしてはガラっと変える必要が出た。

●農転申請

書類まとめて提出したが「配置図に面積案分したものを明記してほしい」という指導があり、追加提出。。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫
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2010年08月15日

設計プロセス「立山連峰を眺めるイエ」-01

相談に来られたのが2008年11月のこと。

敷地02.jpg 敷地01.jpg

旧大沢野地内に実家があり、築40年の平屋に築30年の平屋を増築した状態で現在ご両親2人が住まわれているということ。
築40年部分を取り壊して離れを建替えて依頼者夫妻が住み、築30年部分はリフォームしてご両親が住みたいということだった。

敷地は北側に幹線道路に接した“緑地帯”,東側南側に“道路”そして西側は“引き込み通路”があり4方道に囲まれていた。

道路.jpg

敷地内は南側に立派な池のある庭を持たれ、廊下でつながれた2棟の平屋が
建っている。

いつものように要望や条件確認とアンケートを渡す。

それ以外に今回は既存建替えのため、土地についても確認必要なため謄本や公図の取り寄せもお願いする。

●後日電話にて、、

「築30年の所が地目が“田”のままで、建物は登記済みで築40年の所は地目は“宅地”なんだが建物が未登記みたいなんです。。」!?

地目変更の手続き不備ということだね。。まぁ古い家にはそういうことが多々あるんで、謄本関係の事前確認は重要なんだよね。。

ただ、このため何よりも「農地転用手続き」準備をおこなう必要がある。

●官公庁関係事前調査(08.11.13)

ここであらたな問題発覚!敷地内に“離れ”として新築するためには、その敷地がちゃんと道路に接していることが必要。もちろんこの敷地も西側の引き込み道路はダメでも南側に接道しているんで何の問題もないと思われたのだが、、南側のこの道は“位置指定受けていない”つまり“道路として認めない”という回答!?

こりゃまた問題発覚してしまった。

しかしながらこんな問題も、解決策があるはずなので検討項目を整理した。

1.42条1項3号扱い出来るか現地で幅員4M確保の確認を行う。
2.42条2項扱い出来るか役所と協議する。
3.北側緑地帯は新しく通した県道のため余白で出来た部分なので、歩道として見てもらう。→県との協議+県と市との協議必要。
4.東側の道路は指定受けているので築30年の住宅に増築する。

●調査

現地道路は残念ながら部分的に4Mを切ってしまっている。
法務局で用途確認すると旧大沢野町所有の「公衆用道路」と解る。
市役所で事情を説明し、協議してもらうが結局NGもうやだ〜(悲しい顔)

ぢゃぁ、北側道路はどうかと訪ねると「それは県の方で確認してもらわんとーー」ということ。
ならば県土木へ行き、北側道路の緑地帯の扱いを確認したところ「道路ですよ」とあっさり返事いただいた。
その答えを持って再び市役所へ行き、直接県の担当者と確認とってもらいなんとかクリア手(チョキ)

これで次の「農地転用」への作業へ移れる。

必要書類は「届出書」「謄本」「位置図」「公図」「土地改良区の意見書」「道路監理者の同意書」が必要で12/11受付受理してもらえたら2月には許可が得られるという予定。
12月の受付逃すとまた許可が先になるので、早速書類作業へ、、、

このように、住宅造成地にポンとイエを建てるのならばすぐにプランニングということになるんだが、今回のようにその状況に持ってゆく前の作業や協議をキチンと乗り越えながら進んでゆけたということは依頼者とも信頼関係が生まれ、より良い仕事へとなった要因のひとつだと思う。

つづく、、、

≪施工状況はHPにてどうぞ≫
posted by mitsukan at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ケンチク(09T邸) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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